スポーツに関わる仕事、スポーツの現場に関わる仕事として、代表的な仕事が “トレーナー”。
トレーナーを目指す人であれば、いつかはプロチーム・トップチームの専属トレーナーになりたい!ですよね。
プロチームの専属トレーナーになるような人は、本田選手(サッカー)や斎藤選手(野球)のように、
やはり “何か持ってる人なのかな?” って気になりませんか。
それで今回、Jリーグのガンバ大阪のフィジカルトレーナーである吉道公一朗さんにインタビューしてみました。
吉道さんが平成医療学園の卒業生ということもあり、そんなことまで話していいの?というところまで本音で語っていただきました。楽しく読んでいただけると思います。

Q1 トレーナーの道に進んだきっかけは?

最初はプロのトレーナーになりたい!なんて考えてなかったです。

皆さんが期待している答えとは違うかもしれませんが、(笑)最初はプロのトレーナーになりたい!なんて考えてなかったです。できることなら、スポーツに関わる仕事につきたい。という軽い気持ちがスタートです。

スポーツに関わる仕事は、広く考えるとスポーツ記者やスポーツメーカーに勤めるなど、たくさんありますが、自分は、現場で選手に直接かかわりたかったので、スポーツ現場に関わる仕事というと、指導者か、トレーナーか、という選択肢でした。

確かに、グランドを見渡すと、選手。指導者。トレーナー。しかいませんからね。(笑)

で、指導者を目指すとなると、教職につき、クラブ顧問として指導するという選択がありましたが、自分が選手時代にケガで苦労したこともあり、ケガやコンディショニングに関わる仕事に興味を持ったのがトレーナーの道へ進んだきっかけです。

【Advice】漠然と、スポーツに関わる仕事に就きたいという人が多いと思いますが、
では、「どのように関わりたいのか?」 「自分は何に興味があるのか?」 「何が得意なのか?」
もう一歩踏み込んで考えてみると、進路が具体的に見えてきます。
ここでポイント!「スポーツの現場に関われる仕事」
		スポーツの現場に関われる仕事は、基本的に2つです。
「サポートスタッフ(トレーナー・マネージャーなど)」か「指導者(監督・コーチなど)」
まずは、スペシャリストとしての能力や、資格を身に付ける必要があります。
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Q2 なぜ、トレーナーを目指して、柔道整復師の資格だったのですか?

柔道整復師は独立開業できるというところも魅力でした。

理由は、単純明快。
たまたま、自分のケガでお世話になったのが、整骨院の先生で柔道整復師でした。
昔は、柔道整復師がトレーナーとして活躍していたと聞いて、その資格だ!と決めました。

また、柔道整復師は独立開業できるというところも魅力でした。
自分は、どこかに勤めて、、、というサラリーマン的な生き方より、
自分の人生は、自分の腕で切り開いてやるぅ〜という性格でしたので、
独立開業できる資格の柔道整復師は魅力でした。

また、もし、トレーナーになれなかった時、、、どうするか?という不安に対して、
医療分野で職業としてすでに認められている柔道整復師という資格は安心感がありました。

【Advice】トレーナーの資格として注目されているのが、日本体育協会公認アスレティックトレーナー(日体協公認AT)ですが、実は、彼らの半数以上が鍼灸師・柔道整復師の資格者です。
ケガをした選手に治療等の医療行為がおこなえること、そして独立開業できることが、トレーナーの役立つ資格として認識されている理由かもしれません。
ここでポイント!「医療系国家資格は有利」
		日本では「柔道整復師」「鍼灸師」といった医療系の国家資格取得者が、スポーツ現場でその役割を担っています。また独立開業が可能という点も「柔道整復師」「鍼灸師」の大きな特徴の一つです。
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Q3 学校の勉強で今の自分に役立っていることは?

学んだことよりも、盗んだことの方が役に立っています。

トレーナーの現場では、教科書では、こう書いてあったのに、、、結果がちがう、 なぜ???の連続です。
そんな なぜ??? に答えてくれたのが、平成医療の先生方です。

特に実技担当の先生は、開業されて数多くの患者さんを治療されている現役の治療家です。わたしの なぜ??? に対して、そのような先生方から学んだ知識や技術は、今もトレーナーの現場で役に立っています。

また、知識や技術だけではなく、プロとしての、心構えというか、人間性というか、キャラクターというか、、、
実は、すごく大切なんですよね。これを語りだすと紙面がいくらあってもたらないので省きますが、(笑)
後輩に一番伝えたいポイントです。

トレーナーも治療家も、活動するフィールドこそ違え、自分の腕一つで、選手(患者)一人ひとりの要望に応え、
結果を出さなければならない。ということを求められるきびしい仕事です。

このプロとしての考え方やノウハウは、教科書にも載っていないし、授業でも教えてくれませんし、国家試験にもでません。(笑)プロとしての考え方やノウハウをもっている人と同じ空間を過ごすことで、自分で感じ取り、盗み、自分のものにしなければならないことだと思います。

これらのプロとしての考え方やノウハウを、特に授業以外のところで、平成医療の先生方から盗ませてもらったことが今でも役に立っています。(笑)

【Advice】トレーナーは、一般的な職業のように、求人を調べて、就活して、就職試験を受けて、、、なれる職業ではありません。また、資格を取得したからといってなれるものでもありません。
ではどうすればよいのか?
@まずトレーナーとの関わりをもてる環境に身をおくこと。
Aあなたが目標としたい人(複数可)を見つけること。
B日ごろからしっかりと勉強しチャンスが訪れたときにすぐに対応できるように準備をしておくこと。
です。頑張ってください。
ここでポイント!「最新の現場でこそ学べる技術や知識」
		実際のトレーナーの仕事には、ケガをした時の処置や、ケガからの復帰のためのリハビリテー
ションなど医療分野の高い知識・技術が要求されます。
プロスポーツ現場の特殊な状況にも対応できる知識・技術、そして人間性を培うことが重要です。
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Q4 最後にこれからの夢はなんですか?

一生涯トレーナー(治療家)であり続けること。

トレーナーとしてもっと成長したいですね。
そして、チームの勝利に貢献し、選手に必要とされ続けるトレーナーでいるのが夢です。

それがダメになったら、、、ってあまり考えたくはないですが、その時は、、、
もし時間的な余裕があれば、治療の幅も広がりますから、鍼灸師の資格も取りたいです。
もともと、ガンバ大阪へのチャンスがなければ、鍼灸師の資格を取るつもりでしたから。。。

そして、患者さん、一人ひとりに喜んでもらえるような治療院を開業して、地域でスポーツを楽しんでいる人たちをサポートしてあげるのもいいですね。

柔道整復師に定年はありませんから、活動するレベルは問わず、一生涯トレーナー(治療家)であり続けることが、次の夢ですかね。

【Advice】医療やスポーツの世界では、知識や技術は日々進歩し続けています。昨日正しかったことでも、
明日には間違っていることもあります。また、もっと効果的な方法がでてくるかもしれません。
このような変化についていけるかどうかが、職業として長く続けれるかどうかのポイントになります。卒業して資格を取得してからは、自分から求めていかないと情報は入ってきません。
継続的に勉強する気持ちと、それができる環境をもつことが必要です。
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